尾張名古屋の永遠の23才です。
今回は菩薩物語2にさきがけて菩薩物語のダイジェストをお送りします。

菩薩物語とはこの世の人間に対して、天界にいる菩薩が人間をサポートするという設定で、妙法菩薩という架空の存在が主人公です。

傍理菩薩の空想の中で展開します。

菩薩物語の進行、解説役は語り七菩薩(かたりななぼさつ)によって行います。
今回は菩薩物語第24~26回までのダイジェストです。

これより菩薩物語ダイジェスト

菩薩物語 第24回
菩薩物語 第25回
菩薩物語 第26回

秘富菩薩秘富菩薩

管轄菩薩なし、依頼者なしのよしひろの会社の社長サポートという事実を知るということが自分にとっての使命だったと妙法菩薩は感じた。

富美菩薩富美菩薩

「そのとおり!」と、よしひろの会社のバッジがついたスーツを着た見知らぬ男性が現れた。

妙法菩薩妙法菩薩

あれ?人間だ。この世界には人間は入れないはずだが、・・・

妙法菩薩妙法菩薩

あれ? 姿を消したぞ。

妙法菩薩妙法菩薩

人間ならセキュリティーが厳しいここへ入れるはずがない。

妙法菩薩妙法菩薩

あれは、社長に変化(へんげ)した天成如来?

妙法菩薩妙法菩薩

如来として介入できるだけ介入を試みようとした結果?

妙法菩薩妙法菩薩

だとすると、あの会社に天成如来が「社長」として入り込んでいる?

妙法菩薩妙法菩薩

もしかして、社長は天成如来がウォークイン?

天性菩薩天性菩薩

そのとおりだ!やっと全てを理解できたな。

天性菩薩天性菩薩

そうだ。実はみさとを救うつもりなのだ、天成如来様は。そのために社長とウォークイン契約していたのだ。

美誉菩薩美誉菩薩

ウォークイン契約では、社長自身は昏睡状態になり、社長の肉体を完全に天成如来様に捧げるということになる

天性菩薩天性菩薩

ところで、本来資料整理に当たるはずだった童子たちは今どうしているかわかるか?

妙法菩薩妙法菩薩

いえ見当もつきませんが。

誉惟菩薩誉惟菩薩

天性菩薩は今起きている状況を妙法菩薩に説明した。

惟夢菩薩惟夢菩薩

童子たちはある特別任務のため、よしひろの会社指定の病院に張り付いていることがひとつ。

秘富菩薩秘富菩薩

もうひとつは、会社で社長自ら陣頭指揮をとってシステム企画室に優秀な人材を投入することになっていることだった。

富美菩薩富美菩薩

その優秀な人材とは全て童子たちが人間として変化(へんげ)している。

誉惟菩薩誉惟菩薩

天界から妙法菩薩に元のポジション、つまりよしひろのサポートに戻るよう通達があり、妙法菩薩による、よしひろのサポートが再開した。

惟夢菩薩惟夢菩薩

会社では社長が社員を招集し、システム企画室の人員体制を発表した。

社長社長

システム企画室は現在よしひろとみさとの2人体制のところへ、アウトソーシングとして十数人ほど人員を投入する。

秘富菩薩秘富菩薩

一方、よしひろは、前ほど深刻に悩んでいる様子は見られなかった。むしろ企画室室長として任務を遂行する気概が見られた。

妙法菩薩妙法菩薩

(私が帰界している間の天性菩薩様のサポートはさすがだ!)

富美菩薩富美菩薩

新しく投入された人員は全て童子が変化(へんげ)しているため、みさとにとって至れり尽くせりの対応ができた。

美誉菩薩美誉菩薩

もちろんみさとは新しく入った人たちには不満などおこりようもなかった。

誉惟菩薩誉惟菩薩

ところが、みさとのよしひろへの嫌がらせがエスカレートし、よしひろはトイレに駆け込む時が多くなった。

惟夢菩薩惟夢菩薩

とうとう、よしひろが体の不調を会社に訴え出した。

秘富菩薩秘富菩薩

その機会を待っていたのか、病院へ健康診断を受けるよう会社からよしひろに通達がなされた。

よしひろよしひろ

健康診断か・・・。部長の話の通りになったな・・・。

富美菩薩富美菩薩

よしひろは事前に部長から勤務できなくなったとたん病院送りとなることを聞いていたので、何とか脱出を試みることにした。

誉惟菩薩誉惟菩薩

よしひろは定時で退勤し、妙法菩薩もよしひろから離れた。

よしひろよしひろ

このまま明日出勤すれば、強制的に病院へ送り込まれることになるだろう。

よしひろよしひろ

とはいえそのまま自宅にいれば身柄拘束されるのは確実かもな・・・。

よしひろよしひろ

よし、何が何でも病院へ行くことは拒否するぞ。

惟夢菩薩惟夢菩薩

帰宅途中、よしひろの自宅近くに救急車が止まっていた。

秘富菩薩秘富菩薩

よしひろは救急隊員から手助けを求められ、それに応じたとたん、よしひろ自身が拘束されて、救急車に乗せられてしまった。

富美菩薩富美菩薩

妙法菩薩はよしひろのサポートが会社内に限定されているため、よしひろの帰宅途中の状況は見ることもできないし、ましてやサポートはできない。

美誉菩薩美誉菩薩

よって妙法菩薩はよしひろが救急車で連れ去られたことは知らなかった。

誉惟菩薩誉惟菩薩

翌朝、妙法菩薩はよしひろの会社でよしひろの出社を待っていた。

妙法菩薩妙法菩薩

よしひろ、まだ出社してないのかなあ。お遅いなあ。

天性菩薩天性菩薩

今すぐここの病院へ行け。乗り物は用意してある!急げ!

惟夢菩薩惟夢菩薩

妙法菩薩は病院につくと童子に案内され、意識不明のまま担架の上で横たわっているよしひろのひもを何とかつかみ、よしひろのサポートにこぎつけた。

秘富菩薩秘富菩薩

一方、昨夕の時点では・・・。

富美菩薩富美菩薩

よしひろが乗せられた救急車が病院に到着し、投薬処理から、脳パルス変換処理、無重力保存室への搬送を試みたが、院長の姿をした存在やあらかじめ病院に張り付いている童子たちに妨害されていた。

美誉菩薩美誉菩薩

この一連の妨害に病院管轄部は侵入者ありとみて、セキュリティ保護のため、病院内の全てのゲートを閉鎖した。

誉惟菩薩誉惟菩薩

そのため、昏睡状態のよしひろを病院の外へ何とか脱出させる必要がでてきた。

次回へ続く