尾張名古屋の永遠の23才です。
今回は菩薩物語2にさきがけて菩薩物語のダイジェストをお送りします。

菩薩物語とはこの世の人間に対して、天界にいる菩薩が人間をサポートするという設定で、妙法菩薩という架空の存在が主人公です。

傍理菩薩の空想の中で展開します。

菩薩物語の進行、解説役は語り七菩薩(かたりななぼさつ)によって行います。
今回は菩薩物語第27~29回までのダイジェストです。

これより菩薩物語ダイジェスト

菩薩物語 第27回
菩薩物語 第28回
菩薩物語 第29回

秘富菩薩秘富菩薩

昏睡状態のよしひろを病院の外へ何とか脱出させる必要がでてきた。

妙法菩薩妙法菩薩

童子たちに超常現象を起こさせるわけにはいかんのですか?

天性菩薩天性菩薩

残念ながらあらかじめこの病院は強力な結界が張ってある。よってそのような小手先の手品は通用しない。

天性菩薩天性菩薩

今までなら天成如来様と私とで切り抜けられたが、今度ばかりはお前の力も必要だ。

天性菩薩天性菩薩

この状況を打開するには時空を触る必要がある。

妙法菩薩妙法菩薩

時空を触るというのは一体どういうことなのですか?

富美菩薩富美菩薩

天性菩薩は、よしろの過去に介入して今の状況を避ける方法を考えていた。

美誉菩薩美誉菩薩

しかし過去に介入する方法はいろいろな面で危険を伴うものであり、如来レベルでしかなし得ないものであった。

誉惟菩薩誉惟菩薩

しかも如来単独では無理なこともわかってきた。

惟夢菩薩惟夢菩薩

とはいえ、1如来2菩薩体制ではこの時空介入は不可能で、2如来2菩薩体制が必須だということだった。

天性菩薩天性菩薩

どうしても如来2人が対で作業しないとくぐれない時空の渦があるらしい。

秘富菩薩秘富菩薩

時空を戻すにおいて過去のどの時点にするかを天性菩薩と妙法菩薩は話し合い、戻す場所にアタリをつけた。

妙法菩薩妙法菩薩

では天成如来様へ時空の介入を依頼されるのですか?

天性菩薩天性菩薩

天界圏外では如来自ら手掛けることができるが、天界内ではどうしても菩薩の力が必要になろう。

天性菩薩天性菩薩

菩薩が伺いを立てて、それを如来が認可するという形しかとれない。

妙法菩薩妙法菩薩

では貴方様がお伺いを・・・

天性菩薩天性菩薩

いやお前だよ。

妙法菩薩妙法菩薩

・・・

天性菩薩天性菩薩

私は天性菩薩、如来は天成如来。私は天性菩薩、如来は天成如来。私は・・・。

富美菩薩富美菩薩

そう言いながら天性菩薩はその場から姿を消してしまった。

美誉菩薩美誉菩薩

妙法菩薩は頼りにしていた天性菩薩が自分に託す形でいなくなったことに困惑した。

誉惟菩薩誉惟菩薩

突き落とされた感じに陥った妙法菩薩は・・・。

妙法菩薩妙法菩薩

(よしひろのサポートを辞める・・・。)

妙法菩薩妙法菩薩

(よしひろのサポートに失敗して自分は天界に帰る。)

妙峰如来妙峰如来

そのようなことはこのわしが許さん!

妙法菩薩妙法菩薩

貴方様はどこの御方ですか?

妙峰如来妙峰如来

ある如来とだけ名乗っておこう。お前を前にしてわしの名を名乗ることはできん。

惟夢菩薩惟夢菩薩

しかしそれに対して、妙法菩薩は次のことを直感的に悟ったのだった。

妙法菩薩妙法菩薩

(天成如来様とともにこの時空の渦を対処してくださる如来様だ!)

秘富菩薩秘富菩薩

妙法菩薩は「天成如来とともに時空の渦を対処」をその如来に申請した。

妙峰如来妙峰如来

認可する!

富美菩薩富美菩薩

そういうとその如来は姿を消した。

天性菩薩天性菩薩

妙峰如来様、どうか宜しくお願いいたします!

美誉菩薩美誉菩薩

その声に妙法菩薩が振り返るとそこにいたのは消えたはずの天性菩薩だった。

誉惟菩薩誉惟菩薩

突如現れた如来は妙峰如来であることを妙法菩薩は天性菩薩を通じて知った。このとき、妙法菩薩は悟った。

妙法菩薩妙法菩薩

(ここに現れたのは並行時空の如来になったもう1人の自分、妙法の法が峰になった妙峰如来だったのだ。)

妙法菩薩妙法菩薩

(おそらく天成如来は妙峰如来を探し当てていた。)

妙法菩薩妙法菩薩

(その妙峰如来とコンタクトするために天成如来自身の如来昇格前の、別時空にいる菩薩である天性菩薩を引っ張ってきた。)

妙法菩薩妙法菩薩

(天性菩薩によって妙峰如来の如来昇格前のこの時空にいるこの私にコンタクトしたのではなかろうか。)

惟夢菩薩惟夢菩薩

妙法菩薩は、時空の渦を切り開くことができる2如来が天成如来と妙峰如来であることを悟った。

天性菩薩天性菩薩

時空を対処してくださるのは、2如来ゆえ、我々は申請をするだけだ。我々菩薩レベルではこれ以上対処のしようがない。

天性菩薩天性菩薩

次に我々がやらねばならないことはよしひろがいなくなった後のみさとの対処だ。

秘富菩薩秘富菩薩

システム企画室に到着した天性菩薩、妙法菩薩はみさとのそばに張り付いた。

富美菩薩富美菩薩

みさとをとりまく、新しい人員は全て、仕事もみさととのコミュニケーションも完璧だった。もちろんそれは童子が予め用意周到に準備をして振る舞っているからだ。

妙法菩薩妙法菩薩

みさともストレス無く過ごせますよね。

天性菩薩天性菩薩

何を言う、完全にストレスがない環境に置かれると人は苦痛を感じるのだ。それに今みさとは天界からのサポートは受けられない状況にある。

天性菩薩天性菩薩

それゆえみさとは何者かによって特定の人に対して怒りが湧いてくるようにエネルギーの構造を作り替えられているのだ。

天性菩薩天性菩薩

それが今回の嫌がらせをするきかっけとなっている。今回はその対象がよしひろだ。

天性菩薩天性菩薩

仮によしひろがどんなに人道的にみさとに接したとしてもみさとの中ではよしひろに対して怒りが湧くようになっている。

天性菩薩天性菩薩

みさとがよしひろに嫌がらせをすることによって、よしひろに発生する悲しみのエネルギーをみさとの特定の器官を通して何者かに伝送されるのだ。

天性菩薩天性菩薩

いわばエナジーバンパイアのようなものだな。

天性菩薩天性菩薩

一旦エナジーバンパイアに作り替えられてしまうと、周囲が完璧になってストレスゼロになったとしても、何かしらのエネルギーを伝送し続けなければならない。

妙法菩薩妙法菩薩

でも送るエネルギーがないとどうなるんですか?

天性菩薩天性菩薩

焼き付いてしまうんだ。バンパイア自体が焼きつくんだ。

美誉菩薩美誉菩薩

天性菩薩は妙法菩薩にこの状況を利用して逆にみさとを救出するチャンスがあることを説明した。

次回へ続く