尾張名古屋の永遠の23才です。
今回は菩薩物語2の第22回をお送りします。

菩薩物語とはこの世の人間に対して、天界にいる菩薩が人間をサポートするという設定で、妙法菩薩という架空の存在が主人公です。

傍理菩薩の空想の中で展開します。

菩薩物語の進行、解説役は語り七菩薩(かたりななぼさつ)によって行います。
語り七菩薩の自己紹介はこちら
菩薩物語 第1回

夢奈菩薩夢奈菩薩

前回では、妙法菩薩が妙峰如来とのコンタクトを何度も試みたがそれはかなわなかった。

奈秘菩薩奈秘菩薩

妙法菩薩は今できることは何かと考え直し、再びみさとの体内に戻って引き続き天成如来を探し求めることにした。

夢奈菩薩夢奈菩薩

封印されている天性菩薩や自分自身のそばを通り過ぎ、道のつらなる方へ歩いていった。

奈秘菩薩奈秘菩薩

道を先に進むに連れて、人の数が減っていき、空の色がだんだん暗くなっていった。

夢奈菩薩夢奈菩薩

しかし妙法菩薩は思念することにより、自分が必要なものが得られることに気づいた。

奈秘菩薩奈秘菩薩

さらに突き進むと、そこには寂れたお堂があり、妙法菩薩はその中に入っていった。

妙法菩薩妙法菩薩

(もしかしてこの中に天成如来様が封印された形で鎮座しているのでは・・・?)

夢奈菩薩夢奈菩薩

暗くてわからないが、何かが祀られているようだった。

奈秘菩薩奈秘菩薩

妙法菩薩は照明器具をその祀られているものに照らし合わせた。そのとき・・・、

妙法菩薩妙法菩薩

(こっ!これはっ!!)

夢奈菩薩夢奈菩薩

あまりの衝撃に妙法菩薩はしゃがみこんでしまった。

妙法菩薩妙法菩薩

(この姿は・・・、)

秘富菩薩秘富菩薩

思いもよらぬ相手がそこに鎮座していたのであった。

妙法菩薩妙法菩薩

(間違いなく、みさと・・・!)

富美菩薩富美菩薩

お堂に鎮座していたのは、みさとだった。

美誉菩薩美誉菩薩

妙法菩薩はみさとの体に照明を当てた。

妙法菩薩妙法菩薩

(確かに封印の文字が書かれている。)

妙法菩薩妙法菩薩

(それにしてもどうしてここに封印されているのだ・・・?)

妙法菩薩妙法菩薩

(ここでもわかったが、今までみさとの体を動かしていたのは、みさと自身ではなかったのか・・・。)

誉惟菩薩誉惟菩薩

妙法菩薩はこの状況にどう対処すればよいかわからなかった。

惟夢菩薩惟夢菩薩

ただ、みさとが自分自身の体に封印されているという事実を妙法菩薩が掴んだことは確かだった。

妙法菩薩妙法菩薩

(ここは仕方がない。この場は一旦離れて、後で妙峰如来様に報告することにしよう。)

秘富菩薩秘富菩薩

その場から離れようとして封印されているみさとの姿を後にしようとしたその矢先・・・、

妙法菩薩妙法菩薩

(あれ?みさとの手が・・・、)

妙法菩薩妙法菩薩

(誰かと手を組み合わせているいるようだ。)

富美菩薩富美菩薩

妙法菩薩がみさとの手に照明を当てた。

妙法菩薩妙法菩薩

(確かに誰かと手を組んでいる。一体誰なんだろうか?)

美誉菩薩美誉菩薩

みさとと手を組んでいる相手はみさとの体の背後に、みさとと背中合わせの格好で鎮座していた。

妙法菩薩妙法菩薩

(一体誰なのだろう?)

誉惟菩薩誉惟菩薩

妙法菩薩は、みさとの背後に合わさっている相手の姿を確認するにはスペースが足りないなと思いきや・・・、

妙法菩薩妙法菩薩

(あれ、私の体が・・・、)

惟夢菩薩惟夢菩薩

妙法菩薩の体が、みさとの背後に回り込めるほどのサイズに変わった。

秘富菩薩秘富菩薩

妙法菩薩はみさとの背後を確認したとたん・・・、

妙法菩薩妙法菩薩

(な、なんということ!!)

次回へ続く