本日は天成如来の館をお送りします。

天性菩薩天性菩薩

「貴乃花親方の退職を受けての緊急会議」の司会をやったそうだな。

妙法菩薩妙法菩薩

はい、傍理菩薩様より強いお誘いを受けまして。

天性菩薩天性菩薩

「新団体を今すぐに立ち上げることが大切」と結論づけておったな。

妙法菩薩妙法菩薩

天性菩薩様はそれにはあまり賛同は・・・、

天性菩薩天性菩薩

私や天成如来様はその緊急会議とやらに呼ばれていなかったからな。

天性菩薩天性菩薩

はっきり言わせてもらえば、全く論点が異なるように思えてならない。

妙法菩薩妙法菩薩

どういうことですか?

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方は何事も最初からブレずに物事を進める親方だ。

天性菩薩天性菩薩

最初から新団体は念頭になかったとしか思えてならない。

妙法菩薩妙法菩薩

ではどのようなことを貴乃花親方は考えておられると。

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方はただひたすら相撲道を考えておるだけなのだ。

妙法菩薩妙法菩薩

相撲道?

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方の視界には、そもそも協会へ忖度するなどの概念はないのだ。

天性菩薩天性菩薩

相撲道に沿わないものは例え協会であろうとも、遵守する必要はない。

妙法菩薩妙法菩薩

貴乃花親方にとって一番優先すべき、尊重すべきは相撲道というわけですか?

天性菩薩天性菩薩

そうだ。相撲道あるのみ、それ以上でもそれ以下でもない。これが貴乃花親方の本音ではないかと思う。

天性菩薩天性菩薩

それゆえ「協会の組織がどうのこうの」などといった論理そのものは、相撲道の前では存在価値すらないのだ。

天性菩薩天性菩薩

相撲道を尊重しない、相撲道を育もうとしないものはいくら相手が協会であろうとも、容赦しないのだ。

妙法菩薩妙法菩薩

そうなると貴乃花親方は協会に対しても・・・。

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方が神話の時代に遡って相撲について語っていたことを覚えておるか?

天性菩薩天性菩薩

勘違いしてはならんのが、貴乃花親方は新組織を立ててまで、自分のわが道を確立する方向を持っているわけではないのだ。

妙法菩薩妙法菩薩

それでは一体どういったことを・・・

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方の前には、ただ相撲道があるのみ。それを汚すものは成敗するといった気迫だ!

妙法菩薩妙法菩薩

そうしますと貴乃花親方が退職したのは・・・、

天性菩薩天性菩薩

協会を成敗することを考えておるのだ。それゆえに自分は成敗対象の協会から去った。

妙法菩薩妙法菩薩

協会は協会でそのままにして、自らこれが正しき協会として新組織を立ち上げるのではなく・・・?

天性菩薩天性菩薩

協会は増やさない。その代わり今ある協会を正す。正せなければ成敗するといった視点から今までの貴乃花親方の行動をみたらどうだ?全ての行動に筋が通ってくるはずだ。

妙法菩薩妙法菩薩

それでは弟子を引き抜いて新団体というのも・・・。

天性菩薩天性菩薩

当然それはない。しばらく相撲道そのものは自分が必ずトレーナーなどで教えてやるから、もう少し待っていてくれ、必ず協会を相撲道に沿った組織に正してみせるといった気迫なのだ。

妙法菩薩妙法菩薩

少年たちに自分が去ったはずの角界に入るための相撲を教えるというのがイマイチ腑に落ちなかったですが・・・、

天性菩薩天性菩薩

少年たちが入る将来の角界は、相撲道に沿った正しい角界であると宣言しているということだな。

妙法菩薩妙法菩薩

なるほど。

天性菩薩天性菩薩

どうだ!貴乃花親方らしいだろう。相撲道に反した協会と真っ向勝負、相手を土俵の外に出そうとしておるのだ。

妙法菩薩妙法菩薩

・・・

天性菩薩天性菩薩

それゆえ私は傍理菩薩殿から誘いを受けても会議に参加するつもりは最初からなかったのだ。

天性菩薩天性菩薩

天成如来様も同じであらせられるのだ。

天性菩薩天性菩薩

貴乃花親方はブレてはおらん。考え方も真っ向勝負だ。マーケティングでいうところの一点訴求だ。

妙法菩薩妙法菩薩

訴求対象が相撲道のみということですね。

天性菩薩天性菩薩

そうだ。貴乃花親方の眼中にあるのは相撲道、それだけなのだ。

天性菩薩天性菩薩

天成如来の館でした。