尾張名古屋の永遠の23才です。

先回に引き続き尾張青年と傍理菩薩との会話をご覧下さい。

尾張青年尾張青年

尾張名古屋の永遠の23才です。
今日はお彼岸ですね。墓参りに行く人もけっこう多いと思います。

傍理菩薩傍理菩薩

では道も混むじゃのう、牛や馬で。

尾張青年尾張青年

なんで?

傍理菩薩傍理菩薩

武士といえども歩くのはつらいゆえ馬で、高貴な方なら牛車じゃのう。

尾張青年尾張青年

あまりオチになってないですけど・・・。
今は車社会ですよ。

傍理菩薩傍理菩薩

じゃあ、武士はカワサキ・ニンジャで、高貴な方ならブガッティ・ベイロンでってか?

尾張青年尾張青年

なんでそうくるねん!
ま、とにかく普通に車ということで、メルセデス・マイバッハで・・・。

傍理菩薩傍理菩薩

おまえがそうくるか!

尾張青年尾張青年

ま、それはともかく墓参りでは駐車場も混むでしょうね。

傍理菩薩傍理菩薩

そうじゃな。そしてお墓もきれいになって花が添えられるのじゃな。先祖も喜ぶじゃろう。

尾張青年尾張青年

でも中には雨ざらしのままで花一本もない墓もありますよね。

傍理菩薩傍理菩薩

寂しいもんじゃ。

尾張青年尾張青年

墓に住んでいる御先祖様がですよね。

傍理菩薩傍理菩薩

いや、墓には誰も住んでおらんぞ。

尾張青年尾張青年

まじっすかあ?
じゃあなんで皆、墓参りに行くの?

傍理菩薩傍理菩薩

それは文化と伝統だからじゃ。しかし本当のところは別にあるのじゃ。

尾張青年尾張青年

どういうことですか?

傍理菩薩傍理菩薩

服を整えておるのじゃ。

尾張青年尾張青年

服?(また突拍子もないことを!)

傍理菩薩傍理菩薩

人は服を着る時に整えるじゃろう?
まさか前後や裏表が反対のままということはあるまい。

尾張青年尾張青年

それはそうですが、それとお墓とどういう関係が?

傍理菩薩傍理菩薩

お墓というのは、故人を偲ぶ気持ちを表す、今生きている人の一番外側の衣服なのじゃ。

尾張青年尾張青年

・・・

傍理菩薩傍理菩薩

その外側の衣服を彼岸やお盆という節目のときを踏まえて改めて整えるんじゃ。

尾張青年尾張青年

例えば洗面所に入ったときに鏡チェックするようにですか?

傍理菩薩傍理菩薩

そうじゃ。物理的な衣服は、洗面所に入るという時間を節目として鏡でチェックして整えるように、自分の体から離れている外側の衣服は彼岸などを節目とするのじゃ。

尾張青年尾張青年

するとお墓をきれいにしたり、花を取り替えたりするのはつまりは自分自身のため?

傍理菩薩傍理菩薩

そういうことじゃ。
じゃが昔においてはそんなことをダイレクトに話したって難しいだろうからと、お盆やお彼岸には先祖の霊が帰ってくるので花を添えましょう。お供え物を用意しましょうとわかりやすく伝えたのじゃ。そしてそれが文化になった。
一番大切なのは故人を偲ぶ気持ちじゃ。そしてそれが生きている人同士を思いやることにもつながるのじゃ。

尾張青年尾張青年

お彼岸というのは実は故人を思い慕うことを通して自分自身、しいては他人を思いやる・・・ですか。
奥が深いですねえ。

傍理菩薩傍理菩薩

机上の理論で代々伝えたとしても教えで終わってしまうからのう。
こうやって「墓参り」という行動を通してよりはっきりと伝えるようにしたのじゃ。

尾張青年尾張青年

するとお墓参りで混みあっているというのはそれだけ故人を偲び、自分自身を整えることをしている人が多いということで微笑ましいですね。

傍理菩薩傍理菩薩

そうじゃ。しかし洋服で墓参りするより侍の格好で参るのがトレンディではないかな?

尾張青年尾張青年

え?どういうことですか?

傍理菩薩傍理菩薩

墓参りに袴(はかま)入(い)り

尾張青年尾張青年

・・・

ということで傍理菩薩でした。

傍理菩薩傍理菩薩

もう、さよなら?

尾張青年尾張青年

尾張名古屋の永遠の23才でした。